昨日、大阪・吉村知事がポビドンヨードを含んだうがい薬の使用呼び掛けたことで、早速ドラッグストアでの買い占めやメルカリでの転売・高騰が発生していますね・・・(汗)
うがい薬でコロナ重症化抑制? 大阪知事が使用呼びかけ 専門家は懸念「害になりかねない」
毎日新聞2020年8月4日 21時15分
大阪府などは4日、新型コロナウイルスの軽症患者に、消毒剤の一種、ポビドンヨードを含んだうがい薬でうがいを続けてもらったところ、唾液を使ったPCR検査で陽性になる割合が、うがいをしなかった患者に比べて低かったとする「研究結果」を発表した。吉村洋文知事がうがい薬の使用を呼びかけ、各地の店頭からうがい薬が消えたが、専門家からは「使い方を間違えると害になりかねない。知事の勇み足だ」と懸念する声も上がっている。
「研究」は、府立病院機構運営の大阪はびきの医療センター(羽曳野市)が唾液中のウイルスが減れば重症化を抑制できると想定して実施。6~7月に府内のホテルで宿泊療養している患者約40人を対象に1日4回うがいするグループと、しないグループに分け4日間調査。うがいをしないグループの唾液の陽性割合は56・3%だったが、したグループは21・0%だった。
吉村知事や松井一郎・大阪市長と共に記者会見した松山晃文・同センター次世代創薬創生センター長は「うがいが唾液中のウイルスを減らす可能性がある」と述べたが、他人への感染抑制の実証については「これから」とした。体内にあるウイルスとの関係も不明だといい、検証が必要との考えを示した。
会見場には市販のうがい薬が並べられ、吉村知事は「うそみたいな本当の話」と切り出し、「コロナに効くのではないかという研究結果が出た」と紹介。①発熱など風邪のような症状のある人やその家族②接待を伴う飲食店の従業員③医療従事者や介護従事者――を対象にうがいでの使用を呼びかけた。
この呼びかけに対し、高鳥毛敏雄・関西大教授(公衆衛生学)は、「せきなど風邪症状がある人には有効かもしれない」とする一方で、「予防できると過信させるのは害になりかねない」と健康な人も含めて広く使用されることに警鐘を鳴らした。妊婦や甲状腺疾患がある人の使用にも注意が必要とされ、さらに「口の中や胃腸には(通常は問題のない)常在菌があり、そういったバランスを乱してしまう恐れもある」と述べた。「使い方を間違えると毒にもなる。アレルギーを持っている人も少なくない。対象をしっかり示して推奨する必要がある。呼びかけは知事の勇み足だと思う」と懸念を示した。
はやくもメルカリでは価格が高騰しています・・・
やはり吉村知事の発言力・影響力は絶大で、はやくも店頭では売り切れ、メルカリでも高値で売買されていますね・・・
『イソジンうがい薬』『ラリンゴール』『エスコンうがい薬AZ』『パブロンうがい薬AZ』『明治うがい薬』などポビドンヨードが配合されたうがい薬は第3類医薬品のため、医薬品医療機器等法に違反する恐れがあり、メルカリでの出品も禁止なので、売るほうも買うほうも注意しましょう!!※ポビドンヨードが含まれていないうがい薬も多く出品されており、これらは指定医薬部外品なので違法ではないですが・・・それはそれで便乗値上げしているんで、、こちらも買うほうは注意しましょう!!
私はちょっと様子見ですかな。。
もちろん、手洗いうがいは風邪にも良いですし、イソジンの殺菌効果は昔から知っております。
コロナにももちろん一定の効果はあるでしょうが、、まだまだ検証も実証もされていませんし、、マスクや手洗い、消毒液のように国が認めた方法ではないので、私はうがい薬には飛びつかず、しばらく様子見する予定です。。
もちろん外出から帰ってきたら、水うがいはしますよ!!
うがい薬なしの水うがいだけでも十分ウイルス予防効果はあるかと思いますし、マスク・石鹸・消毒剤のような必須アイテムではないような気がしております。。