乳がんの種類

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一言で乳がんと言っても色々な種類、進行状況があります。
私はHER2陽性乳がんという種類、ステージはⅢCという限りなくⅣに近い進行状況でした。
やはり毎年の健康診断で乳がん検診(マンモグラフィー)しておくべきだと痛感しました・・・

乳がんは女性の9人に1人がかかり、女性のがんの中で罹患数は第1位、死亡数は第4位のがんです。
乳がんの罹患率をみると、30代後半から増えていき、40代後半から50代前半にピークを迎えます。仕事や家事、子育てに忙しい年齢の女性に一番多いがんなので、私のように発見が遅れてしまうことも多く、アラフォーに突入したら十分に注意しておくべき病気となります。

ここでは、乳がんの種類、治療方法、予防、早期発見についてまとめておきますので、是非参考にして下さいね。

乳がんの種類について

 

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乳がんの種類

乳がんはその発生部位や細胞の特徴によって分類されます。主な種類を以下に説明します。

1. 非浸潤性乳がん

非浸潤性乳がんは、がん細胞が乳管内または小葉内に留まっており、周囲の組織に侵入していない状態を指します。
 

乳管内がん (DCIS: Ductal Carcinoma In Situ)

DCISは、乳管内に限局したがんです。早期発見で治療が行われることが多く、治癒率も非常に高いです。
 

小葉内がん (LCIS: Lobular Carcinoma In Situ)

LCISは小葉内に限局したがんで、LCIS自体は直接命に関わることはありませんが、将来的に浸潤性がんのリスクを高めるため、定期的な監視が必要です。
 

2. 浸潤性乳がん

浸潤性乳がんは、がん細胞が乳管または小葉を超えて周囲の組織に広がる状態です。         
 

浸潤性乳管がん (IDC: Invasive Ductal Carcinoma)

IDCは最も一般的な乳がんで、すべての乳がんの約80%を占めます。
乳管から乳房の他の部分に広がります。
 

浸潤性小葉がん (ILC: Invasive Lobular Carcinoma)

ILCは小葉から広がるがんで、全乳がんの約10〜15%を占めます。
ILCは乳房内で広がりやすい特性があります。
 

3. 特殊型乳がん

これらはより稀なタイプの乳がんで、以下のような種類があります。

トリプルネガティブ乳がん (TNBC: Triple-Negative Breast Cancer)

TNBCは、エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体、HER2タンパク質のいずれも持たない乳がんです。治療が難しく、予後も他のタイプより悪いことが多いです。
 

HER2陽性乳がん

HER2陽性乳がんは、HER2タンパク質が過剰に発現しているがんです。
抗HER2療法が有効であり、治療による予後改善が期待できます。
私はこのタイプの乳がんでしたが、最近ではよく効く抗がん剤が保険適用されたと担当医から聞いて、不幸中の幸いだと思うことにしました。
 

ホルモン受容体陽性乳がん

エストロゲン受容体(ER)またはプロゲステロン受容体(PR)が陽性である乳がんです。
ホルモン療法が有効です。
 

乳がんの治療方法

乳がんの治療方法は、がんの種類、ステージ、患者の全体的な健康状態などに基づいて決定されます。

1. 外科手術

乳房温存手術

がんが小さく、乳房全体を切除する必要がない場合に行われる手術です。
腫瘍とその周囲の正常組織を一部取り除きます。
 

乳房切除手術

乳房全体を切除する手術です。
がんの広がりが大きい場合や、乳房温存手術が困難な場合に行われます。

 

腋窩リンパ節郭清

がんがリンパ節に広がっている可能性がある場合、腋窩(脇の下)のリンパ節を取り除く手術です。

2. 放射線療法

高エネルギーの放射線を使用してがん細胞を殺す治療法です。
主に乳房温存手術後の補助療法として行われます。

3. 化学療法

抗がん剤を用いてがん細胞を殺す治療法です。
全身に広がっている可能性のあるがんに対して有効です。
術前(ネオアジュバント療法)や術後(アジュバント療法)に行われます。

4. ホルモン療法

ホルモン受容体陽性乳がんに対して有効な治療法です。
エストロゲンやプロゲステロンの作用を抑制する薬物を使用します。
主な薬剤にはタモキシフェンやアロマターゼ阻害剤があります。

5. 分子標的療法

がん細胞特有の分子を標的にした治療法です。
HER2陽性乳がんに対するトラスツズマブ(ハーセプチン)が代表的な薬剤です。

6. 免疫療法

免疫系を活性化させてがん細胞を攻撃する治療法です。
PD-1/PD-L1阻害剤などが乳がん治療に使われることがあります。
 

乳がんのステージと治療

乳がんのステージは、がんの広がり具合に基づいて分類されます。
ステージに応じた治療法の選択が重要です。

ステージ0(非浸潤性乳がん)

  • 治療方法
    主に手術(乳房温存手術や乳房切除手術)。場合によっては放射線療法。

ステージI(早期乳がん)

  • 治療方法
    手術(乳房温存手術や乳房切除手術)+放射線療法。
    場合によっては化学療法やホルモン療法。

ステージII(局所進行乳がん)

  • 治療方法
    手術(乳房温存手術や乳房切除手術)+放射線療法+化学療法やホルモン療法。

ステージIII(局所進行乳がん)

  • 治療方法
    手術+放射線療法+化学療法やホルモン療法。
    場合によってはネオアジュバント療法。

ステージIV(転移性乳がん)

  • 治療方法
    化学療法、ホルモン療法、分子標的療法、免疫療法など。
    手術や放射線療法は症状緩和を目的とすることが多い。
     

乳がんの予防と早期発見

予防

乳がんの予防には、以下のような方法があります。

  • 健康的な生活習慣の維持
    バランスの取れた食事、適度な運動、禁煙、節酒が重要です。
     
  • 定期的な乳がん検診の受診
    早期発見を目指して定期的な検診を受けることが推奨されます。
     
  • 遺伝的リスクの管理
    BRCA1やBRCA2などの遺伝子変異を持つ場合、予防的手術や薬物療法を検討することができます。

早期発見

早期発見は治療成功率を高めるために非常に重要です。

  • マンモグラフィー検査
    乳房のX線検査で、早期の乳がんを発見するために使用されます。
     
  • 乳房自己検診
    自分で乳房を触診し、しこりや異常を感じた場合に早期に医師に相談することが推奨されます。
    入浴中などに定期的乳房や脇の下を触診する癖をつけておきましょう!!
     
  • 定期的な医療機関での乳房検診
    専門医による診察と超音波検査などを組み合わせることで、早期発見が可能です。
     

乳がんの治療の最新動向

1. 新しい薬剤と治療法の開発

乳がん治療は日々進化しており、新しい薬剤や治療法が開発されています。
これにより、治療の選択肢が広がり、より効果的な治療が可能となっています。

2. 個別化医療の進展

遺伝子検査やバイオマーカーの解析を用いた個別化医療が進展しています。
これにより、患者一人一人に最適な治療法を選択することが可能となります。

3. 免疫療法の進化

免疫療法の分野でも多くの進展があり、PD-1/PD-L1阻害剤などの新しい薬剤が乳がん治療に使用されています。
免疫療法は、患者の免疫系を活性化してがん細胞を攻撃することで、治療効果を高めることが期待されています。

4. 遺伝子治療の可能性

遺伝子治療は、がんの原因となる遺伝子変異を修正することでがんを治療する新しいアプローチです。
現在、遺伝子治療の研究が進められており、将来的には乳がん治療に応用される可能性があります。
 

患者と家族への支援

乳がんと診断された患者とその家族にとって、心理的なサポートや情報提供が非常に重要です!!

1. カウンセリング

専門のカウンセラーによる心理的なサポートが提供され、患者と家族が治療や生活の変化に対応できるよう支援します。

2. 支援グループ

乳がん患者やその家族が参加できる支援グループがあり、同じ経験を持つ人々と情報交換や励まし合いができます。私はまだ参加したことがありませんが、非常に興味はあります。

3. 医療情報の提供

信頼できる医療情報を提供することで、患者と家族が適切な治療選択を行えるよう支援します。
病院や専門機関からのパンフレットやウェブサイトなどが役立ちます。

4. 経済的支援

治療費や生活費に関する経済的な支援も重要です。
保険制度や助成金制度を活用することで、経済的な負担を軽減することができます。
 

まとめ

乳がんは多様な種類があり、それぞれに応じた治療法が求められます。
早期発見と適切な治療により、多くの乳がん患者が治癒を目指すことができます。
また、治療法の進展により、予後の改善が期待されています。
乳がんと向き合うためには、専門医との連携や支援体制の整備が重要です。
患者とその家族が適切な情報とサポートを受けながら治療に臨むことができるよう、社会全体での支援が求められます。

医療もどんどん進んでおり、今までは不治の病だと思っていた病気も治療することが可能になってきています!!
寛解・完治を目指して一緒に頑張りましょうね。。


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