抗がん剤治療 1回目の体験談

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抗がん剤 1回目

いよいよはじまる。
私の抗がん剤は、副作用として手足のしびれがあるのでSSサイズのゴム手袋を2枚重ねにはめて挑む。
これは看護婦さんが用意してくれた。
手足を冷やすのもいいと調べていたので保冷剤を持参して、冷やしながら挑んだ。
要するに、血流を悪くして、手足に抗がん剤を行き渡らせないようにするのがポイント。
同じ要領で頭も冷やせば脱毛も防げるみたいで、病院によっては頭専用の保冷キャップみたいなのがあるらしい。私は、頭に関しては特に何もせず。
口も中も口内炎ができやすくなるので、氷をなめたり、冷たい飲み物を飲みながら挑んだ。

まず、分子標的薬フェスゴ(ハーセプチン+パージェタ)これはHER2陽性乳がんの抗がん剤を、太ももに注射。初回は8分以上かけて、2回目以降は5分以上かけて皮下注射。
機械で時間を設定してするのかと思っていたら、看護婦さんの手作業で、ストップウォッチ見ながらゆっくりゆっくり打ってくれる。

薬が入っていく感覚がたまにあって、それが気持ち悪いけど、痛みは大丈夫だった。
この注射ができるようになったことで、抗がん剤投与の時間がかなり短縮になるらしい。
そのあと、点滴で薬の投与。
最初に、吐きどめの薬をいれて、ドセタキセルとカルボプラチンを順番に投与。
全部で3時間くらいかかる。
リクライニング式の椅子に座って、韓国ドラマを見たり、眠気におそわれたりしながら、わりと一瞬で終わった。

投与中は、特に気分が悪くなることもなかった。
看護婦さんが、徐々にしんどくなってくると思うので、家事やお風呂は早めにすまして、ゆっくり休んでくださいね、と。
帰ってから、いつしんどくなってくるのかドキドキしてたけど、この日は元気にすごせた。

1回目の抗がん剤投与 体験談

1日目

特に体調の変化なし。
仕事が休職前、最後の日。
いつも通り過ごせて、食欲もいつも通り。
ほんまに昨日抗がん剤やったん?とおどろかれるほどだった。
こんなに元気なのに、休職しますって、挨拶して、みんなに励ましの言葉とプレゼントももらって、
一旦、仕事は終わり。

2日目

特に体調の変化なし。
いつも通り動ける。
実家に帰って、お墓参り。
用意にてくれたご飯もしっかり食べれた。
最初の3日は便秘になるといわれていたとおり、いつも快便なのにでない。

3日目

若干、胃に違和感があるけど、いつも通り家事もできる。
便秘。
トイレで頑張りすぎて、お尻が痛い。
夫にボラギノールを買ってきてもらう。

4日目

若干、体のだるさがあるけど、娘とランチにいき完食。
昼からは、眠気がすごくて昼寝をする。
便秘。

5日目

家事はできたけど、体のだるさ、眠気、胃もたれあり、熱をはかると微熱。
とりあえず寝る。
便秘。すっきりないので、下剤を飲む。

6日目

急激に体が重くなって、動けない。
胃もたれが続く。お腹は減るが、食べれない。
熱は下がったが、歩くこともしんどくて寝たきり状態。
大きい声もでない。

7日目

体が重い。2階が遠くて遠くて。
相変わらずの胃もたれ。立っていられない。
家の玄関までも歩くのがしんどい。
家事はほぼできない。
ピークかも。

8日目

体のだるさは徐々に回復。
胃もたれは続く。
ただ、ピークは超えた感覚あり。
3日ぶりにお風呂も入れた。
体があきらかに痩せている。
体が痒い。無意識に掻いているので掻き傷があちこちに。
口内炎も二箇所できている。

9日目

かなり回復。
ほぼ寝たきりだけど、声も戻ってきた。
下痢症状あり。

10日目

動けるようになってきた。
食欲もでてきたけど、口内炎が痛い。

11日目

家事もできるようになる。
かなり回復。

12日目

抗がん剤がはじまると、虫歯にもなりやすいので、歯のメンテナンスに行く。
メンテナンスは痛くないが、口内炎にあたると激痛。
歯医者さんで口内炎の塗り薬を処方してもらった。

13日目

手の痺れらしき感覚あり。
大量の脱毛もあり。

抗がん剤投与してから3回目くらいから脱毛と思っていたから、大量の抜け毛にびっくり。
もう!?さすがに、ショック、、、。

抜けることはわかってても、ドラマでみたようなバサッと永遠に抜ける毛をみると、悲しい。
お風呂でもバサッと抜けるので、毎回排水溝の掃除と、洗面台の掃除が大変になってくる。

家中、わたしとほたて(ポメラニアン)の毛まみれになる・・・

もともと、肩につくかつかないかぐらいの長さだったけど、いったん襟足すれすれまで、娘に切ってもらって、ニット帽で対策しています。

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